録画していたEテレ「すくすく子育て」で
井桁先生が、またいいことをおっしゃっていたので、
シェアします。
(以前アメブロにUPして好評だった
井桁先生のお話も、こちらに再掲載しました!)
テーマは
「子どものケンカ 親の対応は?」
児童館などで、子ども同士がケンカになった時
どこまで口出ししていいのか?
というお母さんからの質問でした。
\ ↓井桁先生の答え↓ /
お母さんたちが
トラブルはダメなものだ
と思っている。
だけど人生は、
自分以外の人とは考え方も好みの違うので、
必ずぶつかるものだ。
なので、お子さん同士のぶつかりあいは
相手の気持ちがわかるチャンスだ
と捉えたほうが良い。
やめさせるのではなく
「○○ちゃんの使ってるのが急に欲しくなっちゃったんだ」
「でも○○ちゃん今使ってたよね」
「同じもの探してこない?」
というような声かけで
自分の思いと
相手の気持ちを
言葉にしてあげる
というチャンスだ。
ぶつかることはこれからもあることだから
同じようなことでぶつかった時に、
次は、お母さんのその言葉が浮かぶような体験に
してあげることが大事。
やたらと「ダメ!」と言われちゃうと
表現する言葉を持てない。
そうすると、次に人とぶつかるのが怖くなる。
ちゃんと自分の思いが表現できない子になっちゃうと、
長い目で見ると、社会性が育ったことにはならない。
ケンカをしない子
というだけでは社会性(が育っている)とは言わない。
自分の思いをちゃんと表現できて
相手の気持ちもわかる人を
社会性がある人という。
2歳児がぶつかると、
やったー相手の気持ちを伝えるチャンスだ
と思って、
「そんなことすると○○ちゃんびっくりしちゃうよ」
と伝えてあげて、
子どもが「ほぉなるほど」
と思えたら、
子どもが人に対してちょっとふくよかになれる。

私は、井桁先生の
こういった考え方が大好きで、
本当にその通りだ。。。
と思わされると同時に
子どもに対して
こんな風に声がけをしていけばいいんだなぁ
と毎度勉強させてもらっています。
過去の記事でも書いたことですが、
子どもだからこういう対応をする
大人だからこういう対応をする
という違いはなくて、
子どもも大人も目指していることは同じ。
それは、
「自分の気持ちをきちんと言葉にできること」
これが人間のコミュニケーションの
基礎だと思いました。
そのうえで相手がどのように行動するかは
自分のコントロール外のこと。
結果がどうなるかはわからないけど、
まずは、自分がどうしたいかがわからないと
何も始まらないよー。